2025.07.08
特別養護老人ホーム
ショートステイ
開始直前!児童と職員の動きに関して、最終打ち合わせ中です。
7月3日、近隣の中村小学校3年生を対象に、高齢者疑似体験授業のお手伝いに伺いました。
この取り組みは、地域の子どもたちに、高齢者の身体の変化や日常生活の工夫について理解を深めてもらうことを目的に、練馬区社会福祉事業団の特養・デイサービス・居宅介護支援事業所・訪問介護事業所・地域包括支援センターの職員が連携・協力して実施しました。
今回の授業は、子どもたちに高齢者の気持ちを理解するキッカケとなるよう、「目が見えにくい」「背中や腰が曲がっている」「片側の手足が不自由」というような設定で、買い物を通じて感じる不自由さを体験する場面を準備しました。
お手伝い役の子どもは、買い物かごを持ってあげたり、台の奥や高い所にある取りにくい商品を取ってあげたり、自然と高齢者役の子どもを気遣う姿がみられました。
最後に、子どもたちからの「楽しかった」という言葉と笑顔に、私たち職員も大きな元気をもらいました。
今回初めて参加した特養の介護職員からは、「普段関わることのない他部署の職員と一緒に仕事をすることを通して話すことができ、良い機会になりました。また参加したいです。」「福祉に関して新しい視点ができ、勉強になりました。」との感想がきかれました。
今後も、地域の皆さんと一緒に、福祉の輪を広げていきたいと思います。
次世代の育成や福祉教育を通じて、誰もが安心して暮らせるまちづくりに貢献していきます。
授業前の様子です。