熱い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか？
適度な水分摂取を心掛け、体調には十分に気を付けてお過ごしください。

さて、私たちはケアマネジメントの質の向上を図るため、定期的に研修会や事例検討会を行っており、そのひとつに、「野中式事例検討会」を取り入れています。
個人情報に配慮しながら、参加者の質問 ⇔ 事例提出者からの応答を繰り返し、その方の人物像をホワイトボードに描いていきます。
個々でメモを取らず、ボードに描かれていく情報を全員で共有し事例を検討していきます。

つい、その方の「困ったところ」を探してしまい、困りごとを解決するにはどうしたらいいか？と思いがちなこともありますが、この事例検討会では、その人らしさに視点をあて、ご本人自身や周囲の環境の「良いところ」 と 「強み」 を探すのです。

ボードに情報が描かれていくにつれ、だんだんと人物像がイメージでき、とてもワクワクします。

参加者の皆さんから頂いた意見で、その方の強みに気づくことができ、明日から違う視点で支援できると感じたり、自分が考えていたことを後押ししてもらうこともあり、自分自身の強みにも繋がります。

これからも定期的な研修への参加で、よりよい支援に繋ぐことができるよう心掛けていきたいと思います。

～ とみほ ～