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リハビリであらかじめ危険を知る練習

2019.05.23

デイサービス デイサービス

富士見台デイサービスセンター

棒をまたぐ練習 棒をまたぐ練習

こんにちは、リハビリを担当している松森です。

毎日の生活の中で、障害物をまたぐことってありますか?
またぐことは少ないかもしれませんが、小さな段差を上がるってたくさんありますよね。
家の中にある小さな段差、車道から歩道に上がる時の段差、玄関の上がり框の段差などなど。
私たちの周囲にはたくさんの段差が存在しています。

段差を上がったり、またいだりする時に気をつけないといけないのが、
前足が段差や障害物を超えた後の後足です。
前足でまたげて安心した後、油断して後足を引っ掛けてしまうということがあります。
それが、転倒につながるかもしれません。

写真のようなまたぎ練習では、後足が引っ掛かりやすいということを実際に体験してもらいます。
注意点は、絶対転倒しない安全な環境で行うことです。絶対に、お客様を不安な気持ちにしてはいけません。

このように安全な環境の中、後足を棒に引っ掛けるという体験をしていただくことは、
言葉だけで注意を促すより印象に残ります。
この模擬的な練習が実際の場面でも危険を回避させてくれると考えています。

前足はうまくまたげました 前足はうまくまたげました

後足で棒を倒してしまいました 後足で棒を倒してしまいました