2024.12.03
高齢者の相談サービス
11月22日に、第2回 地域ケアセンター会議・地区協議体を開催しました。
テーマは、ひとり暮らし高齢者等が住み慣れた地域で安心して自分らしく人生を全うできるよう、練馬区が発行した「これまでの自分からこれからの自分へ わたしの生き方ノート」の活用についてです。
監修された、NPO法人 成年後見推進ネットこれからの酒井 玲子様から「わたしの生き方ノート」の活用方法について講義いただき、その後、終活相談窓口が設置された練馬区社会福祉協議会権利擁護センターほっとサポートねりまの渡辺 法子様よりお話をいただきました。
「終活」については、「思い出を整理することにさみしさを感じる」、「亡くなることについて考えたくない方もいる」など、人により考え方も様々です。
そのような様々な意見があるなかで、終活とはどんなことなのか、始めるタイミング、どんなことをやればいいのか、どんな人に必要なのかなどを共有し、実際にどのように地域のかたへ紹介していこうか等をグループに分かれ話し合いました。
グループワークでは、活発に意見交換がなされ、元気なうちに書く、まず自分が取り組んでみる、家族や友人と取り組んでみる、公的施設だけでなく「私の生き方ノート」を病院や薬局にも置くのはどうかなどの提案もありました。
練馬区役所地域包括支援センターでは、これからも地域住民の方々、民生委員の方々、
地域の支援者の方々や関係機関と連携、協力し高齢者の皆様を支える地域づくりを進めて行きます。
地域ケアセンター会議・地区協議体は、地域ケア個別会議※1及び地域ケア予防会議※2で抽出された地域の課題について、その解決に向けて話し合い、地域ネットワークを構築する場です。
※1 地域ケア個別会議とは:個別のケースの検討を通じ高齢者の課題解決を支援するとともに、課題解決に向けた社会資源の把握や地域包括支援ネットワークの構築を図るもの
※2 地域ケア予防介護とは:他職種協働により個別のケースを検討し、自立支援・介護予防に資するケアマネジメントの実施を支援する。合わせて会議に参加したセンター職員や専門職の資質の向上を図るもの