2025.12.11
高齢者の相談サービス
専門職ならではの悩みや、知識習得のため法人担当者会を開催しています。
地域包括支援センターは、保健師・看護師、社会福祉士、主任ケアマネージャーなどの専門職が連携をとりながら、住み慣れた地域で安心してくらしていけるように、介護だけではなく、福祉・健康・医療など、様々な分野から総合的に高齢者とその家族の生活を支える地域の窓口です。
その中で、社会福祉士は高齢者が、安心していきいきと暮らしていくために、『権利擁護業務』を主に担当しています。
●虐待にあっているのでは?
●悪質な訪問販売の被害にあった
●将来の財産管理が不安
など、お金や財産管理、虐待の不安など高齢者の皆様の権利を守るために、日々『その人らしい暮らしができる権利を擁護する』ために、住民の皆さま・事業所の皆さまと連携を図っています。
今回は、職員が日々感じていることをご紹介いたします!
●地域包括支援センターのよいところ●
地域包括支援センターでは、様々な方と関わる機会があり、高齢部門だけではなく、色々な知識を深める事ができます。
地域の方と関わることも多く、街中で住民の方から声をかけていただくことも多いです。また、地域の情報に沢山触れる事もできるため、担当地域の街案内ができるほど地域のスペシャリストになれる事も楽しみの一つです!
●地域包括支援センターで苦労したところ●
65歳以上の総合相談窓口であるため、幅広いご相談を受ける事が多くあります。
そのため、最初は頭の中がハテナだらけになることもありました。その都度先輩職員と協力し、チームとしての支援が行えるため、頭のハテナはどんどん少なくなっていきました。石神井圏域の社会福祉士連絡会や法人の社会福祉士担当者会が定期的にあり、新しい情報を常に学べる環境にあるため、業務内で学びを深める事が出来ることで、日々自己研鑽に取り組んでいます。
●地域包括支援センター業務のやりがい●
年齢を重ね病気や体力の低下等で働くことが難しくなり収入面で不安に感じたり、お金の管理に不安を感じている方に接する機会がありました。
お金の不安は生活そのものに直接関係してくる大事な問題の一つだと思います。
必要な人や機関に相談、繋げていくことでその方の不安が一つひとつ解決されて、安心して生活を送れるお手伝いができる事がやりがいと感じています。
関町地域包括支援センターには2名社会福祉士が配置されております。
地域包括支援センターの社会福祉士にたどり着くまでの経歴はそれぞれ異なりますが、たどり着くまでの経験が異なるからこそ、これまでの経験を活かして協力しながら日々お客様の支援に取り組んでおります。
福祉の経験はもちろんのこと、地域支援は日々生活している中で起きていることが全て経験として活かされる場面ばかりです。
これからも、住民の方々が住み慣れた地域で安心してくらしていけるように、地域づくりに取り組んでまいります。