今回は撮影のためにわざと以前のような歩き方をしてもらってます

こんにちは富士見台デイサービスでリハビリを担当している松森です。

今回は、デイサービスでお客様に行っているリハビリを紹介します。

写真に写っているお客様は、脳出血のため左手、左足に麻痺が残ってしまいました。その麻痺により、歩いている時、足裏の内側がしっかり地面につかなくなってしまいました。その影響か、外出時に転倒することがありました。

このお客様には、足の裏がしっかり地面につくよう再学習するリハビリが必要と考えました。

その訓練は、
①のように不安定なマットの上で両足裏がしっかりついている状態でバランス練習
②左足を外に広げ、しっかり足裏をつけて膝を曲げる運動
③手すりにつかまって、左足裏を意識して片脚立位

というように、左の足の裏に
「君はしっかり地面につかないといけないんだよ」
と繰り返し教えてあげるのです。
「な～んだ、そんなことか」とお思いになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、なかなかお客様自身は思いつかないものなのです。

その効果があってかこのお客さま、歩いている時に、足裏がしっかり地面につくようになりました。

これからも、富士見台デイサービスは、そのお客様にもっとも必要な訓練を提供できるように心がけていきます。