100歳、おめでとうございます！！

「おはよう！おはよう！」
　1階のフロアに降り、初めて会った方々にも、高く手を挙げ、明るい笑顔でご挨拶されるＨ様。

「ひと言で100になったといっても、ここにくるまでの苦労は、それは大変なもんだったよ。いちいち言わないけどね。　色々頑張ってきたんだよ。」とのお言葉がありました。

令和元年入所後、お勧めしたベッド上での自主トレに励み、「靴下を自分で履けるようになったよ」「布団をたためるようになったよ」、笑顔で報告してくださるようになりました。そして、車いすに乗り、ご自身でフロア内を移動することができるようになりました。
朝のベッド上運動から一日が始まり、計算ドリルや塗り絵等を日課に、様々なことに意欲的に取り組み、現在も変わらずお過ごしです。

施設職員がＨ様の自立支援を図るケアを行うことはもちろんのことですが、ご家族も、コロナ禍でウェブ上面会を欠かさず、太くて大きめの見やすい字で書かれたお手紙や、手書きの計算ドリル、クイズ問題などを作られたりして、交流を保ちながら励まされていました。
Ｈ様ご本人・ご家族・施設が1つのチームとなって、心身の機能維持が図られてきたものと思います。

「なんのかんの言っても、今は幸せだよ。できることをやって、嫌ならやめられるから、楽なもんだ。ボーっとしているのはもったいない。冗談言って、ワッハッハッと笑って、こうして過ごしていればいいんだからね。」
前向きに、日々の生活で自分のやることを見つけて取り組む姿、素晴らしいと思います。

これからもお元気でお過ごし下さい。
よろしくお願いいたします。