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リハビリ新聞⑤のお知らせ

今回は浮腫みの原因・対策についてご紹介してます。 今回は浮腫みの原因・対策についてご紹介してます。

練馬区福祉事業団の通所介護施設には、
理学療法士・作業療法士の資格を持った機能訓練指導員が

機能訓練を行っています。

今回は「浮腫み」の原因と簡単な運動についてご紹介しています。


10月に入り、急に涼しくなってきましたね。
猛暑が長く続いていたため、外出を控えた方も秋になり散歩をしたりと動きやすい時期ではありますが、いざ出かけようとすると、足が重かったり、足が浮腫んでいるなんてことはありませんか?

浮腫みの原因は様々ですが、運動不足が生じて足が浮腫むことが多いと言われています。効果的な運動としては散歩をして「歩く機会」を増やすことが良いとされています。
でも実際はただ歩くだけでは浮腫み予防になりません。ここで重要になってくるのが、「足首の動き」が有るか無いかで効果が変わってきます。
足首を動かす筋肉の一つにふくらはぎの筋肉「下腿三頭筋」があります。この筋肉は歩く際に、地面を蹴る(進む力)を担っている筋肉です。ふくらはぎの筋肉がポンプとなり足にある血液を心臓へ送り出す役割を持っており、この筋肉を鍛える事で浮腫みが改善されることがあります。

歩く前の準備運動として、行ってみてください。もちろん、普段座っている時に行うのも良いと思います。気軽にできる運動なので、ぜひ取り入れてみて下さい。

土支田デイサービスセンター 所長 森田正彦