2020.12.22
高齢者の相談サービス
早いもので、今年もあと少しとなりました。
本年末は、いつもと違う年越しとなる方も多くいらっしゃるかと思います。
コロナ対策をしながら、免疫力を高め、元気に新しい年を迎えたいものですね。
さて、光が丘地域包括支援センターは、12月21日(月)地域のケアマネジャーに
ご参加いただき、光が丘区民センター6階会議室にてセンター方式事例検討会を
開催いたしました。
センター方式とは、認知症のある方とその家族のより良い暮らしを目指し、
支援の手がかりを具体的に見つけながら認知症の当事者が自分らしく暮らして
いくことができるよう、支援の方法を考えていくためのツールです。
16種類のシートがあり、それぞれのシートに認知症当事者ご本人の言葉や表情、
様子などを書き込んでいくことで、ご本人を理解し、ご本人の望む生活を実現する
ツールとなります。
当日は、事例発表のあと、シートに書かれている情報をもとにグループにわかれて
話し合いをしました。参加者それぞれの経験や専門的見地による提案や意見が活発に
出され、他の参加者の意見を聞き、別の参加者がヒントを得る機会にもなりました。
初めて参加された方からは「センター方式のシートにはご本人の様子や言葉や姿が
書かれていて、まるでご本人に会ったかのような感じがしてとても良かった」など
の声があがりました。事例を発表された方は、皆様の意見がとても参考になり、
今後実践したいとおっしゃっていました。
光が丘地域包括支援センターでは、認知症があっても住みやすい地域づくりに
向けて来年もこうした活動を行っていきたいと存じます。
本年も大変お世話になりありがとうございました。
皆様良いお年をお迎えくださいませ。