物語の世界に引き込まれます

　新型コロナ感染者数は減少傾向にあるものの、救急搬送が困難な事例や自宅で急変するなど医療の逼迫は続いております。地域包括支援センターへのご相談も増えており、閉じこもり生活によるフレイルと転倒骨折・不安や認知機能の低下・病院からの退院調整などで介護保険申請も増えております。そのような状況の中、マスク着用・手洗い・消毒と、集会室の定員半分以下を遵守するなど感染予防対策を徹底し、9月15日 関町地域集会所において「明日は我が身　認知症になったら・・・」と題して、出張型街かどケアカフェ「本人ミーティング」を行いました。
　参加していただいたのは都営住宅にお住いの皆さま。内容は短編物語3作を、ボランティアで活動されている参加者さまから音読していただきました。作品の中に引き込まれる音読の空間に、参加者の方がたも引き込まれました。その後も「認知症になったら・・・」とのミニ講座を行いました。
　最後には今後の会の内容を参加者全員で話し合いました。「散歩や体操がしたい。」「認知症はしょうがない。」「なったときはなった時でしょうがない。」などの意見もでました。今回ご参加いただいた皆さまに改めてお礼申し上げます。職員一同、今後も十分に感染症対策を行いながら、次回の会も開催できるよう、企画して参ります。