車いす体験の説明をしているところ

先日、福祉体験学習にて練馬区内中学校へ行ってきました。
生徒たちには車いすと高齢者の加齢に伴うからだの特徴を知ってもらう疑似体験をしてもらいました。
体験することの意味についての講話が関町特別養護老人ホーム施設長からあり、生徒たちは真剣に耳を傾け聞いていました。

車いす体験では、乗る側と押す側に分かれて段差を乗り越えたり、床にひいたマットを砂に見立て、車いすを押す体験を、
それぞれの立場で経験をしてもらいました。

 

高齢者体験の説明をしているところ

高齢者の体の疑似体験では、足と腕に錘をつけて腰が曲がった状態になり、視界を遮るゴーグルをつけてもらいました。
生徒からは「本当に高齢の方はこのような動きづらい状態なのか？」
という驚きの声が多かったです。

最後の生徒代表からは、
「これからは席を譲ったり、自分の出来ることに気をつけて行動して生活をしていきます。」という立派な挨拶がありました。
また、「介護士になりたい！」という声もあがり、指導に当たった職員一同とても嬉しく感じました。
この体験を通じて、より高齢者の方への理解、共生して助け合っていくことの大切さを感じてもらう機会になったのではないかと思います。