とても素敵な刺し子です。

豊玉デイの窓口横には、ずーっとメダカの小さな水槽がありました。
高齢者住宅にお住まいの方がお世話をされていたメダカちゃん。
豊玉デイで飼育しているわけではなかったのですが、『おはようメダカちゃん。』『卵産んだね！』『また来るからね。』と、朝来た方・お風呂に行く方々が声をかけてくださり、すっかりなじみの風景になっていました。

そんなある日。
メダカちゃんの水槽がなくなっていました。
お世話主さんに聞いたところ、お世話がしんどくなってきたのでお知り合いの方にもらっていただいたとのこと。
お客様が口々に『メダカいなくなっちゃったの？』『さみしいわね。』と。
事情をお伝えすると、『かわいがってもらえるといいね。』と少しさみしそうにされている方がいらっしゃいました。

そんなある日、お客様が『これ、よかったら使って。メダカいなくなっちゃったから隙間埋めてよ。』と桜の刺し子を作ってきてくださいました。
場所のみならず、皆様の心の隙間も埋めてくださった手作り刺し子。
しばらく、お預かりして飾らせていただく予定です。本当にありがとうございました。

そんな、ほっこりする豊玉デイでは、現在母の日への準備を進めています。
昨年同様、みなさんの気持ちが温かくなれるといいなと思っています。

メダカちゃんならぬ双葉ちゃん。

先日お庭にまいた種が芽を少しずつ！こちらも、お客様と雑草を取りながら大切に育てています。