～　検討会の様子　～

寒さが身にしみる今日この頃・・・みなさま、どんな一年をお過ごしでしたか？

先日、田柄地域包括支援センター・田柄居宅介護支援事業所共催での 『センター方式事例検討会 』 を開催しました。
センター方式 （ 正式名称：認知症の人のためのケアマネジメントセンター方式 ）  とは、ご本人がどこに住んでいても、最後まで その人らしい生活 が送れるように支援するためのツールとして開発されました。

手段としては、ご家族を含めた各ケア関係者が「共通のシート」を使用し、ご本人のありのままの声と行動、場面を観察し、事実に基づきながらご本人の視点にたって考えながら記入します。

それをもとに、情報の詰まったシートを周囲の者で共有し、ご本人にどのようなサポートが適切なのかを話し合い、 具体的な支援の手掛かりを考えます。
このシートは、認知症の方を全人的に捉えるために、全国の実践者達から、どういったアセスメントをしたら良いかの情報を集め、『 認知症介護研究・研修東京センター 』がまとめたものです。
シートを共有することで、ご本人がより良く暮らしていくための様々な可能性やケアのヒントを見つけることができます。

今回は、主治医や薬剤師の医療職者や各サービス事業所の方々を招き、色々な視点から意見を伺いました。
一緒に取り組むメンバーと協働し、支援に繋げられるようグループワークを行い、新しい気づきを得ることができました。

今後も検討会や研修を通じ、気づいたことを今後の支援に生かしていきたいと思います。

早いもので今年も暮れようとしています。
今年も一年、大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。 良いお年を迎えください。

～  とみほ  ～   

※ 年末年始は12/29（木）～1/3（火）まで休業となっております。