おめでとうございます！！

今年1月、特養で生活されているお客様が心を込めて書き上げた作品を、「広島県のふれあい書道展」に応募しました。

そして、嬉しいことに賞状が届きました。
施設長から表彰が行われ、ご本人の満面の笑顔と周囲の暖かい拍手に包まれた、かけがえのない瞬間となりました。

日々の生活の中での、小さな挑戦・・・
片麻痺がある方が、利き手とは逆の手で、一文字一文字丁寧に書き進めた姿。
手が震えてしまい、昔のようにうまく書けないけれど、今の自分と向き合った姿。
看取り期にある方が、穏やかな表情で筆を持ち、今も笑顔で作品と一緒に写真を撮られた瞬間。

「その方らしい暮らし」のなかで、「その方らしい表現」ができること。

これからも、人生の物語を丁寧に紡ぐ一瞬一瞬を大切に、リハビリや創作活動を通して、自分らしさを表現できる場を作っていきたいと思います。