富士見台特別養護老人ホーム

「生活リハビリ」 「自分で動ける」が生活を変える ~移動・移乗・自立支援~

2025.06.05

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ショートステイ ショートステイ

気の合う方とちょっと立ち話。 気の合う方とちょっと立ち話。

生活リハビリのご紹介 「動作のリハビリ~動ける自由が、日常をつくる~」です。 

特別養護老人ホームの暮らしの中で、
「自分の行きたい場所に、自分の力で移動できる」ということは、
自由・安心・自己決定に深く関わっています。
ベッドから車いす、ホールへの移動など、
小さな動作の積み重ねが、生活そのものです。
「自分で動ける」ことは、体の機能維持だけでなく、心の元気にもつながります。


〇「自分で動く」だから、広がる日常

車いすをこいだり、歩行器等の福祉用具を使った移動は、
腕の力・体幹のバランス・方向感覚等、
全身の運動になるだけでなく、「自分の意思で過ごす」ことを支えます。
ただし、動作には、転倒や接触のリスクも伴います。
私たちは、適切な福祉用具選定・環境調整・見守り等で、
できる限り安全に、動作を続けられるよう支援しています。


〇ソファや椅子等へ移乗する

居場所を自分で選び、自分の力で座る。
それだけで、「主体的な暮らし」に繋がります。
こうした移乗の支援には、関節可動域・筋力・判断力などが必要です。
私たちは、環境設定や声掛けを通じて、その力を引き出したり、
支え方を工夫しています。

「動けること」は、その方の自由と尊厳を守る大切な力です。
しかし、動作には転倒などの危険もあります。
だからこそ、「やらない」ではなく、
どうしたら安全にできるかを一緒に考える・・・それが私たちの生活リハビリの姿勢です。
小さな動作を続けられることが、その方らしい日常を守っていくと考え、
これからも支援していきます。
 

  • 膝を、しっかりと伸ばしてから、足を動かして頂きます。 膝を、しっかりと伸ばしてから、足を動かして頂きます。
  • 膝の痛みが強い時は、無理せず、車いすでの移動をお勧めすることもあります。 膝の痛みが強い時は、無理せず、車いすでの移動をお勧めすることもあります。
  • ご自宅で使用されていた、素敵なシルバーカーを使いこなされています。 ご自宅で使用されていた、素敵なシルバーカーを使いこなされています。