K様の横顔

お昼休みのひと時、K様が何かに取り組む後姿が目に留まりました。近づいてみると、東大泉デイサービスセンタで毎月一回開催している俳句の会の準備をなさっていました。

K様は文学に造詣が深く、この俳句の会（句会）の先生役として活躍されています。

毎月句会のメンバーがおひとり３句づつ持ち寄り、皆でその３つのうちどれが良いかを選びます。
そして最終的にはK様が優秀な句を選抜するのです。

この句会、本来の句会の形式にのっとった正統派の句会です。
それだけにこのK様の取り組まれる姿勢も真剣そのものなのでしょう。
 

皆さんの俳句

K様が取り組まれている用紙はこんな感じです。
メンバーが持ち寄った俳句。そしてそこに「互選」として、メンバー同士で選んだ、優秀作。
そして「主宰選」としてK様が選んだ優秀作。

必ずしもメンバーが選んだ句がK様の納得される句になるとは限りません。
K様は「互選」とは別の句を優秀な句として選ぶこともあり、さすがと言わざるを得ません。

ただ、このK様、冗談がお好きで、真剣さとユーモアを兼ね備えたとても魅力的なお客様なのです。