練馬デイサービスセンターでは3カ月間お1人のお客様を対象に事例検討会を実施しています（年間で4名様の方を対象に実施）。
現在今年度最後の対象者の方の事例検討会を進めています。
今回はセンター方式シートのD-2シートとD-4シートを活用し、ご本人の言葉やご本人の状況（状態）を記入。
また、ご本人の言葉からの介護者の気づきを考えて記入。
全職員が記入・閲覧できるように工夫し、取り組んでいます。
D-2シートを選んだ理由は、ご本人の「わかること・わからないこと」の漠然としている情報を具体化することが目的でした。
例えば「帰宅時間を聞かれるが、時計は読めているか？時間の間隔はあるか？」「脳トレプリントに記入しているが、ジャンルによって得意、不得意があるのではないか？」「話を覚えているが、時折会話がつながらないことがあるので記憶保持の状態はどうなのか？」など。
D-4シートを選んだ理由は、デイサービスご利用中どんな方と交流をし、どのように１日を過ごしているのかを知ることが目的です。
1月の事例検討会から1ヶ月取り組み、2月の事例検討会ではご本人の具体的な情報を共有することができました。
さらに次回最後の事例検討会までに、よりご本人様の思いにそったお声かけや対応、サービスの提供ができるよう取り組みを継続中。「ご本人が望んでいる過ごし方を提供できる」を最終目標に努めてまいります！
 

前回の対象者のまとめも行いました