2018.10.11
高齢者の相談サービス
「緊張するな~」 慌てず丁寧にできるかな。
10月11日、練馬区立中村小学校で小学校4年生を対象に「車いす体験」を行いました。
曇り空に肌寒さを感じる季節にも関わらず、体育館内は明るい笑い声が響き渡り体育館も熱気に包まれ、車いす体験を心待ちにしていた事を感じました。
車いす操作の注意事項とルートの確認の説明を行ってもらった後に実際の体験です。
各クラスの2人がペアとなり、車いすを押す側と乗る側を交互に体験して頂きました。
車いす介助体験は、移動する際の声掛けに戸惑ったり、障害物を乗り越えられなくて「動かない。押せない。こんなに大変なんだ」と四苦八苦する姿もあり、介助の大変さを実感したようでした。車いすに乗る体験では、声掛けされず急に押されて驚いたり、スピードを出しすぎたり坂道を下る際に不安な気持ちを感じたりと、実際に乗った際の気持ちを実感し「怖かったー」との声も聞かれました。また、目を瞑ることで目の見えない方の気持ちも体験してもらいました。
最後の各クラスでの感想では、乗る人の気持ちを考えてゆっくり押していきたい、普通の道は危険なものが多いので気を付けたい等の感想が聞かれました。先月の認知症サポーター養成講座に引き続きの体験学習となりましたが、私達職員ともども有意義な時間を過ごすことができました。
障害物のある道は大変なんだ!(マットを障害に見立てて)