2020.11.16
特別養護老人ホーム
ショートステイ
お客様の状態に合った車いすを選定します
「リハビリ委員会」では、福祉用具の清掃・管理、個別機能訓練実施計画書作成への関わりや生活リハビリの検討などを行っています。
入所されているお客様は,心身の課題を抱え支援が必要な方です。毎日の生活の中で介護士の支援の下で一緒に行っている動作を、日々の“生活リハビリ”として意識していただき援助しています。
例えば 少し立つことができる、車いすをご利用の方には 居室でのベッドへの移乗時の介助するときに手すりでしっかり摑まって立っていただいてから座っていただくようにしています。歩いている方と廊下の手すりにつかまってかかと上げ練習など、日常の中で行うことをリハビリとしています。
ここでは、お客様の状態にあった車いすを選定しています(各種車いすは画像にてご紹介します)。座位姿勢が難しい方は ティルトリクライニング車いすに乗車いただき、移乗の時にはスライドシートが巻いてある長いスライドボードを配置し二人対応で移乗していただきます。スライドシートは滑りがよく摩擦が軽減される機能を利用しています。
お客様の心身の状況に応じて床走行リフトを使用することもあります。お客様も介護士も身体に負担が少なく車イスとベッドの移乗ができます。
福祉用具である車いすは毎日使用するため、3か月に1回清掃点検しています。このこともこの委員会で取り組む大切な項目であり、感染対策をしながら 福祉用具の管理使用、入所者のできる移動・移乗を安全に行っています。
これからも、お客様がご自身の力を十分に発揮できる暮らしを提供していくために取り組みを進めていきます。