2023.09.16
ケアプラン作成サービス
認知症ケアセンター方式事例検討会
こんにちは。「関町居宅介護支援事業所」です。
朝、夕と涼しい日が増えてきましたが、日中の気温上昇は続いています。
季節の変わり目になりますので、体調管理に気をつけて過ごして参りましょう。
さて、今回は、タイトルの通り認知症についてお話しをしたいと思います。
<世界アルツハイマー月間とは>
国際アルツハイマー病協会(ADI)と126の国と地域の加盟団体が認知症への正しい理解が進むことを目的に世界中で啓発活動を行っています。
また、2023年6月14日に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が成立し、
9月が「認知症月間」と定められています。
2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になると言われており、その数がおよそ700万人と推計されています。認知症になっても、地域で安心して暮らし続けることについて、誰もが考えていく必要があります。
私たちケアマネジャーも、日頃から認知症ケアのあり方について学ぶ機会を作っています。
その中の一つとして、7月14日に地域包括と他法人との共同開催で「センター方式事例検討会」を行いました。その他にも、法人内の居宅介護支援事業課(ケアマネジャーが所属する部署)では「センター方式事例検討会」を毎年行っています。
センター方式とは「本人本位の視点」を大切に、「本人の言葉や表情、様子」から「ご本人の思い」を関係者が考えます。
関係者間では、センター方式シートから「ご本人の思い」を共有しながら、ご本人らしさを一緒に見つけていくことが「本人本位のケア」の基本です。
センター方式には、大切な「共有の5つの視点」があります。
1.その人らしいあり方
2.その人にとっての安心・快
3.暮らしの中での心身の力の発揮
4.その人にとっての安全・健やかさ
5.なじみの暮らしの継続(環境・関係・生活)
センター方式を活かしながら、誰もがご本人らしい暮らしが送れるように「共通の5つの視点」を大切に、チームで支援していきます。
関町居宅介護支援事業所