2023.02.27
高齢者の相談サービス
関町に雪が降る
三寒四温、春が待ち遠しい季節となりました。
先日、お客様のお宅への訪問途中、ふと甘い香りに視線をあげると、冬の澄んだ青空に可憐な赤い梅の花がたくさん咲いていました。
寒さの中にも春は近づいているのですね。心と体がほっと緩んだ一瞬でした。
今回は2月の活動報告をさせていただきます。
⛄2月4日(土) 『令和4年度本人ミーティング報告会~5年目の取り組み~』
当法人(練馬区社会福祉事業団)が受託している区内9地域包括支援センターが、オンラインを用いて本人ミーティングの取り組みについての報告会を行いました。
関町地域包括支援センターは「地域力で本人ミーティング」と題し、2か月に1度開催している「南4なごみの会」の取り組みと、地域の方が月に1度開催されているカフェの取り組みについて報告しました。
当日は、介護事業所やサロンなど、日頃より認知症のご本人と家族のパートナーとして活動されている方々にご参加いただきました。
⛄2月13日(月) 『認知症サポーター養成講座とVR体験ができる認知症講座、ファシリテーター養成プログラム』
VRを用いて認知症ご本人の体験を疑似体験し、認知症について学ぶことが出来るプログラムのファシリテーター養成プログラムに参加。
VRで認知症を学ぶ時代になったんですね!
⛄2月15日(金) 第3回関ケアマネ連絡会『認知症センター方式 はじめの一歩』
地域のケアマネジャーさんと「認知症の人のためのケアマネジメントセンター方式」の勉強会を開催しました。
「認知症の初期から最後まで、どこに住んでいても自分らしく暮らし続けたい」そんな認知症ご本人と家族の思いを実現するために作られた方法です。どのような状況でも、ご本人本位のケアを実践する大切さを学びました。
⛄2月21日(火) 出張型街かどケアカフェ事業 『臨床美術 脳いきいきアート』 於関町特別養護老人ホーム多目的室
今回は「サツマイモの量感図」でした。黒い画用紙に初めは、種(タネ)になる点・を一つ描きます。その種(タネ)の点をどんどん育てていくように色を載せて、広げて、重ねて……最後は、ずっしりとしたサツマイモの重さや甘さが伝わる立派な作品に仕上がりました。「やっぱり焼き芋はおいしいわよね。」「最近はサツマイモも種類が増えたわね。私はほっくり系が好き。」などなど、4名の参加者と先生と実習の学生さんも交えて、お芋談義に花が咲きました。
これからも、認知症になっても安心して暮らせる地域となるように、皆様のお力をお借りしながら取り組んで参りたいと思います。
一年で最も寒い時期もあと少し、どうぞ体調に気をつけてお過ごしください。